
インドといえば、何を思い出されるでしょうか。
ブッダの悟りの地、タージマハル、カレー、IT産業など、インドと聞いて何もイメージを持たれない方はいないように思います。
こんど、私が書いた『インド櫻子ひとり旅 芸術の大地』の舞台は、これまで語られてきたインドとはひと味ちがったおおらかな大地が舞台です。たとえばインドのビハール州北部にあるミティラー地方、多くの先住民族が住みトライバルベルトといわれるチャッティースガル州、そしてナルマダ川源流の聖地・アマルカンタック周辺のゴンド族やバイガ族といった先住民の人びと…村の女たちは大地に鼓舞されるように絵や土人形、入れ墨などにこころを託し、ひっそりと暮らしていました。
インドの片隅で暮らす人びとの魂に光をあてた、私の旅の記録です。